桐箱に収められ布に包まれた小さな酒盃個は赤絵金彩の九谷焼です酒盃底に九谷竹塘の陶印が一方桐箱の蓋表には記念賜蓋裏には應需平安松山造の箱書き謹製の朱文落款が布も同じ朱文落款ですは お客様のショッピングの権利を確保するために、交換ポリシーはオンラインで購入されたすべての商品に適用されます。
人気作家★横山直樹《師:川端文男》★備前自然練り込み茶碗★共箱・布R671 建水 『中川浄益造』『而妙斎 書付』『菊彫モール建水』 共箱 茶道具リモージュ磁器 七宝焼 リモージュ・エマイユ 冬景色文額 額装 G R7857B清水屋恒眠 秋草蒔絵 尻張棗 内梨子地 鵬雲斎 在判 書付 共箱 茶道具古民具 根来塗 時代根来 朱塗 酒盃 五客 時代合わせ箱 D R7545
桐箱に収められ布に包まれた小さな酒盃2個は、赤絵金彩の九谷焼です。酒盃底に①「九谷竹塘」の陶印が。
一方、桐箱の蓋表には②「記念賜?」、蓋裏には③「應需」④「平安 松山造」の箱書き、⑤「謹製」の朱文落款が。布も同じ朱文落款です。
④は、京都の工芸家「松山(しょうざん)」作と理解でき、京焼の陶芸家「松山」銘の桐箱になぜか九谷焼の酒盃が、はて?
仕舞ってあったもの、はて?の理由は桐箱は九谷焼酒盃の共箱ではなく保管箱であった。
②は三字目が?、果たして桐箱に何が、箱書き以外に手掛かりはなく謎も、想像が膨らみます。関心ある方は下の【参考】を。
【①「九谷竹塘」酒盃について】
盃底の陶印は「竹塘」の篆書体で、明治・大正期に活躍した九谷焼の著名な陶画工「初代中村秋塘(しゅうとう)」に師事した、名工「梶谷竹塘(かじやちくとう)」と思われます。九谷焼に精通された方に聞くと値打品だと。
酒盃は小振りの赤絵金彩、朱に金色で目出度い松が繊細に描かれています。盃の一ヶ所に製造由来の小さな窪み(写真6)が見られますが、これ以外には、汚れや欠け、ヒビなどの傷はほぼ無く美品と言えます。
2個の大きさ(㌢)重さ容量はほぼ等しくおよそ次の通りです。
高さ3.口径4.8、高台0.1、底径2/
重さ31㌘、容量15㏄/
桐箱13.1×6.9×5/
【参考(桐箱に関しての推理)】
蓋表の②は少々複雑です。
「賜」は、訓:たまわる、音:シ、「記念賜杯(しはい)」は耳に、天皇から「下賜(かし)」される杯のこと。「記念賜(きねんし)」は熟語としては?
「賜」と「錫」(訓:すず、音:シャク・セキ)の草書は酷似し、箱書きは「記念錫」かも。これも熟語としては?ですが、結婚10周年を「錫婚式」と呼ぶようで、10周年記念の引出物としての製作であれば、「記念錫」はあり得るかも。
②~⑤は、④京焼「松山」が、③「おうじゅ」要求に応じて、⑤「きんせい」謹んで、②「きねんし?しゃく?」として製作と理解。
「記念賜」としては皇室御紋などなく体裁が整っていないのでは?
「記念錫」であれば、元々記念の錫盃が入っていたのかも分かりませんが、京の「松山」錫器店は見つかりません、廃業?
「錫婚式」記念としては、九谷「竹塘」の酒盃もいいと思いますが、応需の時期と「竹塘」の活動が同時期だったかがどうか?
謎は多く深まるばかりです。
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