相豊ハンマーの長谷川輔相氏による玄翁、「藤六」のダルマ玄翁（黒仕上げ・150匁）です。 師匠の相田浩樹氏譲りの丁寧なつくりです。櫃はとても繊細な仕事をされていて、仕込みやすく、抜けづらいです。 一年ほど前に購入して赤樫柄を仕込み、使ったり使わなかったりですが、湿気は避けて保管していました。使用に伴う細かなキズはありますが、サビもなく状態は良いと思います。 出品にあたって一度柄を抜き、調整と削り直しをして再度仕込みました。 赤樫柄は白木のままです（無塗装）。 長さは玄翁を入れて約30cm、玄翁の平面方向にやや柄尻を膨らませた作りで、手からスッポ抜けづらくしています。 私には他に所有する100匁の藤六の玄翁で十分間に合うので、こちらはこのたび出品に至りました。仕事で必要な方に渡れば嬉しく思います。